菊の花の効用・効能

6月 19th, 2016

菊の花の栄養価

菊人形、菊祭りなど、菊といえば鑑賞用としての花を思う人が多いはず。でも、新潟では、昔からこの菊の花が食用として使われているのです。青森地方でも食用にすると聞いていますが、青森のものは黄色の八重咲きの〝阿房宮″が、新潟のものは薄紫色の〝柿本″が代表品種です。菊の花など食べない都会の人には珍味らしく、また食べてみたいと思う人もいるせいなのか、最近では八百屋さんに黄色の菊をよく見かけるようになりました。

新潟や青森で菊の花を食べるのは、長い冬の季節には極端に野菜が少なくなるからで、野菜の代りとして保存のきく菊を食用にした、と聞いていました。しかし、それだけではない効用もあったのです。それは、解熱、解毒、はれもの、高血圧などに効くということです。

塩分を摂取することの多かった北国の人々が、暮しの知恵として用いてきた食べ物だったのでしょうか。それにしても、菊の花を食べるというのは、なんと趣のあることではありませんか。先人の知恵がしのばれます。
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ウドの効用・効能

3月 1st, 2015

ウドといえば思い出すのが〝ウドの大木″。あまりにも生長が早く、伸びすぎて生長しても柱の役にも立たない、の意味とか。なるほど、人間でも身体ばかり大きくて何の役にも立たない人のことをいいます。ところが、ほとんど無用ともいえるこの大木も、薬効の面からは役に立つというのですから、植物とは不思議なものです。

生薬としての名前は”独活”。大木というと効き目がなさそうですが、独活は効果のありそうな響きをしています。

八百屋に並んでいるウドではなく、大木となったウドを見かけたら、根茎を掘り、薄切りにして風通しのいいところで乾燥させ保存します。これを風邪による頭痛、鼻炎、痛風、痔に用いると効き目ありです。

普通に店先に見られる白いウドは、わずかな精油成分による発汗、利尿作用、食欲増進といった効用があります。でも、しょうがに比べると発汗作用も劣りますので、あまり過大評価しないほうがよさそうです。ウドは手に入れることは難しいわけですから、家庭薬利用にはウドを使います。

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よもぎの効用・効能

2月 3rd, 2015

昔に比べるとよもぎの姿すら見かけなくなりましたが、気をつけていると、土のある所にちらほら見つけることができますので、まだ摘み集められそうです。

よもぎの葉には、ビタミン、ミネラル、タンニン、精油が含まれています。なかでも精油成分が、痔、子宮出血などに効果があるといわれていますが、健胃、下痢、高血圧、神経痛、肩凝りにも効果があるとのことですが、残念ながら、はっきりとした成分の解明はされていないようです。とはいっても、昔から食用だけではない使い方をしてきましたから、見つけたときに集めて保存しておくのもいいでしょう。出始めのものだけではなく、少し伸びたものも使えます。採取したあとは、日光で乾燥させ、フリージングしておくと長期間の保存ができます。

胃を丈夫にする煎じ液
胃の働きを活発に丈夫にするには、よもぎの煎じ液が効果的。よもぎは春のものではなく、少し伸びた六~七月ごろにとったものを使います。大体5~10gほどを100~150ccの水で半量になるまで煮つめます。これを、一日3回に分けて飲むわけです。続けると胃が丈夫になります。
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