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大根の効用

4月 24th, 2011 by admin

昔(?) の大根には、青々とした葉っぱがついていましたが、八百屋さんのものでも、最近では、葉が半分落とされた姿で売られています。特にスーパーでは一本ではなく、半分や1/3のものが売られていますが、やはり大根は白くつやつやした肌と、新鮮な緑の葉で登場してほしいものです。

大根の成分といえば、ピタミンCはよくご存じのはず。特に白い根の部分に多く、サラダやおろしにして食べると摂取も効果的です。また、ジアスターゼやグリコシダーゼなどの酵素を持ち、消化を促進し、腸の働きを整える作用があります。このビタミンCですが、大根の皮や中心などの部分によって分布量が違います。皮に近いほうが量も多いので、皮をむかずに食べたほうがよさそうです。

姿を見ることは少なくなったとはいえ、葉の部分には、ビタミンA、B1、B2、C、カルシウム、ナトリウム、リン、鉄分などの成分が含まれ、本当に切り落とすのはもったいないほどの滋養がぎっしり詰まっています。

さて、大根は昔から薬としてもさまざまな用い方をされてきたことが、漢方の古書に記されています。胃を丈夫にし、消化を促進させ、せきを止め、たんを出やすくさせる、利尿作用、口内炎、初期の風邪の治療補助に用いる、などがあげられます。

大根は味が割合淡泊ですから、どんなものとも相性がいいのも利点です。おでん、ふろふき、なます、漬物などに。おろしにして焼き魚や肉に添えたり、あえ物にしたりと、幅広く使え、しかも薬用にもなるのですから、まさに大根こそ台所の常備薬といえましょう。

風邪には大根あめ

秋から冬にとれる大根のほうが効果的です。作り方は、200gくらいの大根をよく洗い、皮つきのまま1cm角のさいの目に切り、広口瓶に入れ、そこにはちみつをカップ1杯加えます。ふたをしてそのまま2~3日冷暗所に置き、大根が浮かんで
きたら出来上りです。透明な液をスプーンでl~2杯ほど飲みます。せきが出る風邪のひき始め、子供の扁桃腺炎に効き目があります。
これは、ビタミンCが溶け出していますから、それを飲むことで、粘膜が強くなり、せきが出なくなり、扁桃腺の炎症も治まるわけです。

せき、たんに、はちみつ入りおろし湯

せきを静め、たんを除きます。おろし汁40ccにはちみつを適量としょうが汁を少量加え、熱いお湯を注いで飲みます。
大根をおろしにすると、配糖体が分解され、硫黄成分の多いものとなります。この硫黄成分がせきを静める働きをするわけです。

消化不良や食欲不振にしぼり汁

大根おろしをしぼり、20~40ccほど、朝晩2回飲みます。消化不良は食後に、食欲不振は食前です。大根に含まれるさまざまな分解酵素が働き、健胃作用を高めるわけです。

二日酔いにもしぼり汁

二日酔いですっきりしないときは、おろしを食べるか、しぼり汁を飲むといいでしょう。やはり消化酵素が働き、胃がすかっとしますし、またビタミンCの働きで肝臓が回復してきます。

歯茎のはれにしぼり汁を

歯茎がほれたり、出血したりするときにもしぼり汁を用います。直接はれたところにしぼり汁を塗っていきます。これは大根の持つ消炎作用を利用した方法です。

口内炎にもおろし

口内炎には、大根おろしを毎食のたびに茶碗に猶杯ほど食べます。徐々に炎症が治まっていくでしょう。

肩凝りにおろし湿布

肩凝りは血液循環が悪く、また筋肉に炎症を起こしていることが多いようです。
大根おろしに小麦粉を加えて、耳たぶくらいのやわらかさに練り、ガーゼに薄くのばして肩にはります。分量は凝りの状態に合わせて調節しましょう。
大根おろしには冷やす作用がありますから、筋肉の炎症を和らげ、肩の凝りをほぐすわけです。湿布は乾きはじめたら、はずしてもう一度はり替えましょう。

やけどにおろし湿布

料理も好きですが、やけどを作るのも毎度のこと。いつも真っ先に、流水で皮膚の感覚がなくなるまで冷やします。そのあと炎症をストップしてくれるのは、大根おろし湿布です。
やけどの大きさに合わせておろしを作り、直接やけどに湿布し、包帯で覆い、乾燥するまでそのままにします。乾燥したら、新しいおろし湿布と取り替えます。調理でのやけど程度なら1~2日でぴたりとよくなります。やけど作りの名人はおろし湿布をそばに置いてください。

にきびにおろしバック

大根おろしをコットンに含ませて、にきび部分に当て、10分間くらいパックします。これを過1~2回の割合で行ないます。
大根おろしの硫黄成分により、にきびが除菌作用を受け、早くよくなるというわけです。

冷え性に大根葉の風呂
大根葉を洗って陰干しにして乾燥させて刻み、これを袋に入れて水から沸かします。これで入浴すると、身体が温まりますから、冷え性、神経痛、痔などがよくなり、また、いつまでもぽかぽかとして湯冷めしません。

じゃがいもの効用

6月 8th, 2010 by admin

利用範囲の広いじゃがいもですが、ビタミンB1、Cが多く含まれて、しかもビタミンCは加熱しても破壊されないのが特徴です。他に、カリウム、鉄分、アミノ酸、微量ですが鎮痙作用を持つアトロピンなども含んでいます。ですから、効用も多く、胃・十二指腸潰瘍、便秘、高血圧、貧血、やけど、湿疹、しもやけなどに広く使用されてきました。このようにさまざまな使い方ができることから、本場ドイツでは、〝貧乏人のパン〟と呼ばれ、お隣のフランスでは〝大地のりんご〟といわれているそうです。

胃・十二指腸潰瘍にはすりおろし汁を

じゃがいものビタミンCには粘膜浄化といった働きがあります。胃潰瘍などにこの薬効を利用すると、効果ありです。じゃがいもをよく洗い、皮をむいてすりおろします。それをガーゼでこして生のおろし汁を小さじ1杯朝晩2回、空腹時に飲みます。慢性的な便秘にも効果的です。

ドイツにも残っている黒焼きの効果

胃・十二指腸潰瘍にじゃがいもを使う方法は、本場ドイツでも、日本でも同じとはちょっと驚きです。それは黒焼きにして用いる方法なのですが、じゃがいもを洗って皮をむき、厚さ1cmほどの輪切。にし、網で表面を真っ黒に焦がします。これを一日2~3枚食べるのです。
ところで、じゃがいもの芽の部分には、ソラニンという有害物質が含まれていますから、除くことです。この物質は、食べるとめまいや腹痛などの中毒症状を起こしますから、できるだけ深く取り除きます。

高血圧、貧血症にじゃがいもエキス

じゃがいもに含まれるカリウムは、塩分の成分であるナトリウムを抑える働きがあ。ますから、血圧の高い人や腎機能障害によるむくみのある人には、じゃがいもエキスがおすすめです。じゃがいもを洗い、皮つきのまま輪切。にします。それに1リットルの水を加えて煮立ててあくを取り、あくが出なくなったら約1時間ほど弱火で煮込み、煮汁をガーゼでこします。これを湯のみ1杯くらいずつ、朝晩飲みます。ただし、腎臓病で医者にかかっている人は避けること。
血圧の高い人だけではなく、貧血ぎみの人や胃の弱い人も試しては。

湿疹におろし湿布
湿疹には、じゃがいもをすりおろしてどろどろにしたものをガーゼにつけ、湿布をします。一日数回交換するといいでしょう。

やけどにもおろし湿布

じゃがいもの消炎作用を利用した方法。すりおろしたじゃがいもを汁ごとガーゼにのばし、やけど部分にはります。乾いたら新しいおろし湿布と交換しますが、軽いやけどなら一晩くらいでよくなります。さらに、おろし汁に小麦粉と酢を混ぜると早くよくなります。

しもやけには焼きじゃがいも

皮のままのじゃがいもを網にのせて焼き、表面が焼けたところで、二つに割ります。中の黄色い部分を練り、ガーゼにのばしてしもやけにはります。これも消炎作用の効果で早くよくなります。

ゴキブリ退治にポテトマッシュだんご

来てほしくないお客さまといえば、台所のゴキブリ。来客としてのゴキブリも、性格があるようで、退治にはなかなか苦労します。ポテトマッシュにバター、牛乳を加え、ホウ酸を全体量の10%程度混ぜてだんごにすると効果抜群です。ぜひ試してみて。ただし、幼い子供が口にしない場所に置くことが大切です。

疲れた油のにおい消し
揚げ油は1回使用したら捨てるという人がいますが、もったいないですね。捨てずに油の汚れや疲れを取り去って、再びさっぱりさせて使うようにします。それには、揚げ物の最後にじゃがいもを使うことです。じゃがいもの水分が蒸発するときに、油の中のにおいや煙を一緒に蒸発させてしまうからです。揚げたじゃがいもはつけ合せにするとむだがありません。もちろん、使った油はこし器でこして冷暗所に。そしていため物に使いきりましょう。

白菜の効用

6月 6th, 2010 by admin

冬のビタミン不足解消に欠かせない野菜が白菜。特に寄せ鍋、たらちり、豚ちりなど鍋物なら何にでも使えるのが便利。地域によっては、すきやきにも使われています。たしかに、淡泊な白菜に牛肉はよく合うもので、調べてみると、「腸胃を通利し、胸中の煩を除き酒渇を解す」と古書に記されていますから、すきやきにしても、他の鍋物にしても、理屈に合った食べ方といえるわけです。また、白菜の故郷は中国ですから、薬用としても用いられてきたにちがいありません。中国料理に白菜を使った料理が多いのも、薬効があるからではないでしょうか。白菜には、食物繊維が多く含まれていることから、整腸、便秘解消に効用があります。そして、身体の中の余分な熱を冷まし、おなかや胸がもやもやしているときに効果的です。

成分としては、ビタミンCが多く、カルシウム、鉄分、カロチンを含み、キャベツに近い特性を持っています。そういえば、学名を北京のキヤベツというそうですからキャベツの親戚なのです。

冬には白菜漬け、甘酢漬け、クリーム煮、者込み、スープなどでも利用できます。

便秘解消には白菜スープ

おなかがはって、もやもやした感じのあるときには白菜の煮たものが消化によく、緩下作用により腸が整えられ、便秘も除かれます。スープにしょうが汁、お酒で味を調え、その中に刻んだ白菜を入れて、やわらかくなるまで煮立て、特に株のほうをたっぷりいただきましょう。

おなかにいいだけではなく、尿の通りもよくする効果があります。

食欲増進にはさっぱりと甘酢漬け

疲れて食欲がない、少し熱っぽくて食欲がない、といったときにはピリッと辛みのきいた甘酢漬けで食欲を回復させましょう。

白菜をかるくゆでて、酢、とうがらし、砂糖、塩、しょうが、しょうゆを混ぜた合せ酢の中に漬け込みます。味をなじませる程度でよく、あまり長時間ではなく、4時間くらいを目安にします。また、ゆでてもほぼ生の状態ですから、胃が冷えやすい人、慢性下痢の人はたくさん食べないように気をつけてください。

二日酔いにはつき汁

白菜の生のつき汁は、酒の毒を消す作用があります。二日酔いでのどが渇くときに飲んでみます。白菜をガーゼに包んでつぶし、しぼって汁をとります。これを盃1~2杯飲みましょう。

やけどにはつぶして湿布

やけどの応急手当ての一つの方法です。やけどの手当ては早ければ早いほどいいわけですから、覚えておくと便利です。ただ、やけどもほんの軽傷で、範囲も小さい場合に限ります。

白菜をそのままガーゼに包んで少したたいてつぶし、それをやけどに湿布します。野菜の冷やす力でやけどが治まります。

漆かぶれにどろどろ汁

近ごろでは漆にかぶれる人も少なくなりましたが、でも机やたんすなど漆塗りのものがないわけではありません。万一、かぶれたときには、白菜をすり鉢でつき、どろどろにし、それを湿布しましょう。乾いたら取り替えるようにします。

にんじんの効用

6月 4th, 2010 by admin

にんじんの栄養は、いうまでもなく、カロチンがびっくりするほど多いこと。それだけでなく、ビタミンB1やB2、C、カルシウム、鉄分、リンなども含んでいますから、まさに野菜の万能選手ともいえるわけです。特に最近では、カロチンの効用について研究が進められ、抗ガン作用があることがわかってきました。しかも、にんじんのビタミンB2や葉酸にも抗ガン作用があるというのですから、にんじんは、もしかしたらガン予防の野菜といえるかもしれません。

アメリカでの研究では、肺ガンに効用ありとのことです。ところで、にんじんにはビタミンCを酸化して効力をなくしてしまうアスコルビナーゼが含まれています。大根と一緒におろしにすると、酸化が促進されCが破壊されてしまいます。でも、それに酢を少量加えると、アスコルビナーゼの働きが抑えられますので、大根おろしににんじんを入れるときには酢を入れて。お正月の大根とにんじんのなますは、この知恵を利用したものです。

画毎日のジュースでガン予防
にんじんのカロチン、ビタミンB2、葉酸にガン予防の働きがあるといわれます。毎日ジュースにして常食しましょう。1本ならいちばんいいのですが、1/2本でも1/3本でも続けることが大切です。

それに、カロチンには、血圧を下げる働き、のどや鼻の粘膜を丈夫にする働きがありますので、細菌に対しての抵抗力がつくのです。血圧が高くて心配な人、風邪にかかりやすい人も毎日のジュースが効果的でしょう。

貧血ぎみの人にも

カロチンだけではなく、鉄分も含まれていますので補血作用があります。特に貧血ぎみの人はつとめて食べるように。また、身体を温めて潤す作用もありますので、冷え性の人、体力のないお年寄りや子供にも向く野菜です。煮物やグラッセなど温かくして食べると身体が温まって、元気が出てきます。

便秘にはしぼり汁

にんじんには、消化をよくする働きもありますので、便秘の人にはしぼり汁が効果的。また、食物繊維をたくさん含んだ野菜と一緒にすればなお一層効果があるのです。きんぴらが、ごぼうとにんじんの組合せになっているのはこのためだったのです。

さて、しぼり汁は、にんじん納gをすり鉢でつぶしてつき汁をしぼり、適量のはちみつを加えて飲みましょう。

お肌にはヨーグルトジュース

にんじんに限らず、野菜ジュースはお肌を整える働きがありますが、特ににんじんを入れると効果アップです。にんじん、ヨーグルト、はちみつ、りんごのジュースはお肌のためにはベストのもの。口当りもよく飲みやすいので毎朝どうぞ。

フライパンならしににんじんくず
鉄製の新しいフライパンには表面にさび防止膜がついていますので、まず強火で煙が出るまで焼いてこの膜を除きます。そのあと、油をひき野菜くずをいためますが、にんじんくずを使います。あとは、火で乾かし、薄く油をひきます。

レタスの効用

6月 2nd, 2010 by admin

レタスはその昔、〝ちしゃ″ と呼ばれていました。それは、乳草という意味とのことですが、茎葉の中に乳状の液体があり、これが乳に似ているのでつけられたようです。また、学名もラテン語では〝乳″を意味しますから、健康になる野菜が印象づけられます。
レタスの仲間に、葉が縮れ、先端が赤っぽいサニーレタス、切込みの葉が多くつくリーフレタス、半結球でグリーンが濃いサラダ菜、縮れが大きいプリーツレタスなどがあります。

栄養的にはどれも、ビタミンA、B1、C、Eとカルシウム、鉄分を含んでいますが、最も栄養価が高いのはサラダ菜といえましょう。

生で食べるときにはサラダが一番ですが、身体を冷やす作用もありますから、特に胃腸が弱い人は、身体を冷やさないように、生ではなく、クリーム煮やバターいため、スープ煮などで食べたいもの。ただ丸まった葉物野菜のようですが、思わぬ薬効があるのです。ビタミンEを含んでいますから、血液の循環をよくする浄血作用があります。

鉄分により貧血の予防にも役立つようです。ちょっと意外な効用としては、不眠症に効果的なことです。これは、ミネラルをバランスよく含むゆえの鎮静作用が働くからです。他に、利尿作用、口内炎、にきび予防など幅広い利用ができますので、台所の常備野菜としたいものです。

■若さを保つにはレタスを常食
ビタミンEは体内脂肪の酸化予防に役立つといわれます。E摂取が多ければ、若さを保ち、血液循環をよくしますから、生理不順にも効果があるわけです。いつまでも若くいたいと思うなら、レタス料理を常に食べるように。いいことにEは加熱しても失われませんので、サラダだけではない食べ方も。レタススープやレタスのみそ汁など。

■便秘解消には煎じ液を

便秘でおなかがはっているとき、水分をとりすぎて身体が少しむくんだようなとき、レタスの葉を煎じて飲むと、利尿作用でよくなります。
レタスの葉瓢~舗gを水㈱ccに入れ、弱火で半量になるまで煎じます。これをおなかのすいたときに3回に分けて飲みます。

■口内炎の痛み止めに黒焼き

口内炎はとても痛いもの。少し塩分の強いものを食べると、しみて途端に飛び上がるほどの痛さです。体調が悪いとなかなか治らないのです。こんなときには、レタスの黒焼きで痛み止めができます。レタスの葉、茎いずれでも、アルミホイルに包み黒くなるまで焼き、炎症部分に直接つけて、痛み止めとします。案外効果があります。

■眠れぬ夜はレタスジュース

目が冴えて眠れない、何か神経が高ぶって眠れないといった場合には、レタスにある鎮静作用を利用します。にんじん、りんご、レタスでジュースを作って飲むのです。神経が静まり、寝つきをよくすることができます。朝食にも飲みたいもの。

■お乳の出が悪いときにはお酒と一緒に

お乳の出が悪くお困りの人は、煎じ液が効果的。レタス100gを200ccの水で煎じ、半量にします。これをお酒と一緒に飲むのです。お酒が飲めない人は、ごく少量にします。催乳作用でお乳の出をよくします。

■おもしろレタスの利用法
レタスにはビタミンEがありますから、脂肪の酸化防止に役立つわけですが、にきびにその効用を利用するのです。にきびはいわば脂肪のかたまりともいえますから、ここにレタスの煮汁をつけるのです。レタス100gを200ccの水で半量になるまで煮て、冷まし、こしたものを肌やにきびに直接塗りつけます。一日数回塗りますが、早く使いきるように、にきびの数でレタスの分量を調節しましょう。

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