トマトの効用
6月 1st, 2010 by admin
南米ペルー原産とのことですが、日本に入ってきたのは江戸時代。〝赤茄子″と名づけられ、鑑賞用にされていたようですから、ずいぶん風流だったことでしょう。食べるようになったのは、明治になってからですが、主に洋食に使われ、まだまだハイカラさんたちの食べ物だったようです。一般に食べられるようになったのは、昭和になってのこと。
ところが、いまではいつでもどこででも食べられるほどポピュラーな野菜です。その上、健康野菜としても脚光を浴びています。特に、健胃、高血圧、肝臓病に効果が認められ、栄養補給や補助療法に用いられています。また、二日酔い、皮膚の健康などにもよい野菜にあげられています。西洋では「トマトが赤くなると医者が青くなる」といわれ、台所の必需薬的存在です。
主な成分は、炭水化物やペクチンですが、ショ糖、クエン酸、リンゴ酸、ビタミン、ミネラル、アミノ酸も含まれ、栄養のバランスもとれています。サラダ、ソース、ジュース、ソテ「など幅広い利用を心がけましょう。
健胃、高血圧には丸かじり
胃炎、胃酸過多などの胃病には、そのまま丸かじり。胃粘膜が保護され、丈夫になります。また、肉や魚などの蛋白質料理にはトマトと一緒に食べることです。脂肪や蛋白質の代謝を助けるビタミンB6が含まれていますから、胃の負担が軽くなるというわけです。
ただし、室温で熱させたものではなく、完熟トマトに含まれるものですから、選び方を間違えないようにしましょう。
ガブリの丸かじりは、高血圧の人にも効果ありです。トマトに含まれるルチンに降下作用があることがわかったからです、毎朝、空腹時に1個食べるように。予防と対策になります。さらに、血液浄化作用があることから、動脈硬化や肝臓病にもよいとされていますので、心配な方はつとめて食べたいもの。でも、身体を冷やす働きがあるので、夏はかまいませんが、冷え性の人は冬は煮て食べることです。
解熱効果のあるトマト+すいかジュース
トマトは夏の食べ物。水分が多いので、身体の中を冷やす働きがあります。胃炎などで熱があり、のどが渇くときなどはトマトが適しています。
熱やのどの渇きには、トマトジュースだけでなく、すいかジュースを加えて飲むとさらに解熱作用が働いて効果的です。食欲不振には、トマトジュースを一日2、3回飲むといいでしょう。
ただし、市販のジュースは、塩分が含まれていますから、血圧の高い人、腎臓に病気のある人は避けることです。
二日酔いの胃を回復させる
トマトに含まれるリンゴ酸、クエン酸は疲労回復を促す成分です。
二日酔いは胃の調子が悪いばかりでなく、全体に疲れが残っている状態といえますから、手軽で、しかも早めにすっきりさせるにはトマトジュースがおすすめです。ジュースを飲むことで、胃がさわやかになり、すっきりして食欲が増し、そして弱った胃の粘膜が回復してきます。甘みは加えずにそのままで。
肌を美しくするには顔を洗う
皮膚の健康にも効果があるトマトです。といっても食べるだけではなく、みずみずしいしぼり汁で顔を洗うのが一番とか。熟れたトマトをガーゼで包み、つぶしてしぼり汁をとり、それで顔をパッティングするように洗います。肌荒れを防いで、皮膚を整える効果があります。あとは水で洗い流すことを忘れずに。たまには、トマトで洗顔をしてみましょう。
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