Go to content Go to navigation Go to search

セロリの効用

5月 11th, 2010 by admin

独特の強い香りを持つセロリは、原産地ヨーロッパでは古代から万能薬として用いられてきました。解熱から胃薬、利尿薬までですが、それは体験的に知ったというよりも、やはりあの香りのもたらす効果のほうが大きかったのではないでしょうか。

薬草としての効用は、疲労回復、食欲増進、強壮、高血圧、不眠、肝機能などに効果があります。ですから、欧米ではサラダだけではなく、スープ煮、いため物、肉の香りづけに幅広く用いられているのです。最近の中国では、植物成分の研究が盛んですが、その研究によると、セロリに血圧降下作用のあることがわかってきたということですから、古代人は正しい使い方を教えてくれていたというわけです。

栄養的には、カロチン、ビタミンB1、B2、C、そしてカリウム、カルシウム、ナトリウムなどミネラルを含んでいます。茎が可食部ですが、捨てがちな葉のほうにビタミン、ミネラルが多く、また、品種では白茎より緑茎のほうが栄養があります。できるだけ葉は捨てずに使いきりたいもの。

高血圧に効くセロリのつき汁

高血圧ぎみの人、頭痛で困る人は、セロリのつき汁を続けてみては。新鮮なセロリをl本、よく洗って、沸騰したお湯でしんなりするくらいゆでます。それをガーゼに包み、つぶしてつき汁を取ります。盃1杯ほどを毎日飲みましょう。また、併せてセロリを使った料理をつとめて食べるように。セロリと豚肉の細切りいため、セロリとにんじんのあえ物、セロリのトマトソース煮込みといったものはいかがでしょう。

セロリジュースは疲労回復に特効あり

朝の野菜ジュースは元気印というのは、誰でもご存じのこと。なかでも特別効果があるのがセロリジュース。仕事が忙しく、疲労がなかなかとれないときにはおすすめ。セロリだけでは、ちょっと薬っぼい味がしますが、それににんじん、りんご、はちみつを加えると、ぐ~んと飲みやすくなります。また、セロリのミネラルが血行をよくしますので、食欲増進、消化促進などにも効果的。

お酒のおつまみにはスティック
お酒を飲むときに出される野菜スティック。にんじん、きゅうり、セロリがワンセットです。ただ野菜不足を補うおつまみというのではなさそうです。これは、セロリに含まれている成分、メチオニンが肝機能を高めるからだといわれています。なるほど、飲みながら補修をしているということなのです。

眠れないときにはセロリ酒を
セロリには不眠を防ぐ働きもありますので、寝酒を作っておいてはいかがでしょうか。セロリ300g、はちみつ200gを、ホワイトリカー1.8?に漬け、半月~1か月くらいしたらセロリを取り出し、そのまま保存し、2~3か月たったら飲みます。寝る前に盃に1杯くらいずつ飲むと安眠できます。

葉も使いきる
細かく刻んで油でいためたあと、しょうゆと酒を加えて煮つめたセロリの葉のつくだ煮、葉と茎を塩ゆでしてごまじょうゆでおひたし代り、あるいは衣をつけて天ぷらに、と最後まで使えます。

アスパラガスの効用

5月 9th, 2010 by admin

20年以上前には、アスパラガスといえば缶詰のもので、白くて、歯ごたえがなく、ふにゃふにゃした野菜でした。それがいつのころからか、シャキッと歯ざわりのあるグリーンに変わりました。いまでは、生のホワイトのほうが貴重品といえましょう。グリーンアスパラガスが近年ぐ~んと主流になったせいかもしれません。

アスパラガスが意外に新しい野菜だと思っている人が少なくありませんが、ところが、アスパラガスは、紀元前よりギリシャで薬として使われていたといわれています。新しいどころか、とても古い野菜だったのです。日本にも江戸時代には伝わっているのですが、食用とされたのが新しいということなのでしょう。それは明治以降からで、本格的には昭和で、さらに普及したのは戦後のことです。

では、どうしてホワイトが姿を消すようになったのでしょうか。
それは栄養面が考えられてのことのようです。というのは、ホワイトとグリーンの栄養を比べてみると、蛋白質、カロチン、ビタミンB2などがグリーンのほうに多いのです。それゆえに、グリーンのほうが積極的に使われるようになったわけです。あの鮮やかな緑色には、健康というイメージもありますから、そんな意味からも使われたのではないでしょうか。

また、血圧を下げ、毛細血管を拡張するといわれているアミノ酸の一種であるアスパラギン酸は、この野菜から名づけられたものです。つまり、アスパラガスにいちばん多く含まれる成分だからです。中国では、このような薬効があることから、根を薬用として利用しているといわれています。その他、同じように血管を強化し、血圧を下げる働きをするルチン成分も含んでいます。ですから、アスパラの効用は、高血圧、スタミナ増強、浄血、利尿などといえましょう。

高血圧には煎じ液を飲む

アスパラギン酸、ルチンなど特殊成分が含まれていますので、高血圧、動脈硬化を心配なさっている人は予防のために煎じ液を飲むようにするといいでしょう。アスパラガス3~4本を水1?で半量になるまで煎じます。これを一日カップ2杯、数回に分けて飲みます。もちろん、特に血圧が高くなくても、血液浄化の目的で一日1カップずつを飲むなどしてもいいでしょう。

アスパラスープは利尿に
腎機能が低下したり、膀胱炎で尿が出にくい人は、アスパラの利尿作用を利用します。スープにすると効果的です。毎日飲むようにしたいもの。
スープにするときに切り落とした茎は、捨てずに利用を。薄く削ってあり合せとかき揚げに。

疲労回復に常食を
アスパラギン酸には、血圧を下げるだけではなく、代謝を促進して疲労を回復させる働きもあります。ですから、暑さでスタミナを消耗したときには、アスパラを食べるに限ります。さっとゆでて、塩やマヨネーズだけで、ソテーやフライ、グラタン、ベーコンいため、あんかけなどにして食べるのも適しています。さっぱりより少しこってりぎみにして疲労回復をはかりましょう。

三つ葉の効用

5月 3rd, 2010 by admin

香りの強い野菜は、その香りのせいでしょうか、食用としてよりも、薬として使ったほうがいいと思えてなりません。三つ葉もその一つです。

三つ葉が食用にされたのは、17世紀末ごろといわれていますから、やはり長年、薬用植物として用いられてきたのではないかと思います。

三つ葉は、精油成分を含んでいますから、食欲増進の薬効があります。カロチン、ビタミンC、カルシウムなどを多く含み、鎮静作用、去痰、はれもの、二日酔いに効用があります。もともとは自生していたものですが、いまでは栽培したものがほとんどで、栽培、出荷方法によって切り三つ葉、根三つ葉、青三つ葉の3種類に分けられます。成分の点から、薬用に適しているのは青三つ葉といえましょう。

食欲を増す三つ葉のおひたし
春先に出回る三つ葉は、香りが高く、本当に食欲がそそられてしまいます。緑のすがすがしさも春の食卓にはぴったりで、サラダやおひたしにしても、また薬味にしても何にでもマッチします。胃腸の弱い人には、三つ葉を加えた野菜ジュースにすると、飲みやすく、食欲を増す効用があります。にんじん、キャベツ、トマト、りんごを加えると三つ葉だけよりも飲みやすくなります。

たんをきるには三つ葉酒
三つ葉酒といっても、三つ葉を清酒に浸したもの。三つ葉を陰干しして乾燥させ、清酒に浸します。これをたんがきれないときに飲むわけです。他の薬用酒のように漬け込む必要はありません。浸す程度にします。

赤ちゃんの夜泣きには青汁を
赤ちゃんが夜泣きしたときには、三つ葉の葉をつぶし、ガーゼで包んでしぼり、その汁を飲ませます。三つ葉には神経を静める作用があります。また、仕事で神経をつかったとき、イライラして寝つかれないときにも試してみるといいでしょう。

二日酔いには酢みそあえ

二日酔いの状態というのは、アルコール分で胃が弱っているときです。胃を平常の状態に戻すことが大切。それには、ジュースなどでもいいのですが、酢を用いると肝臓にもいいので、酢みそあえが適しています。

はれものにはもんだ葉を当てて
特に冷やす作用はないようですが、はれものができたときには、塩をちょっとふって葉をもみ、それをはれものに当てておくといいようです。できれば2、3回取り替えると早くよくなります。

三つ葉の保存方法は
冷蔵庫に保存しても、案外乾燥しゃすいために、すぐにくたっとするものです。生のままを少しは長く保存したいときには、コップの水にさして、そのまま台所に置きます。冷蔵庫に入れて長もちさせたいときはポリ袋に入れ、空気をたっぶり吹き込み、ロを密封して冷蔵庫の野菜室に。

根も姿を変えて料理に

根三つ葉の場合、根は捨ててしまうことが多いものですが、ここも活用します。よく洗って、細いひげなどは除きます。適当な大きさにして、天ぷらにしてもよし、きんぴらにしてもよし、ともかく使いきる料理を生み出してみてください。

Next Entries »