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玉ねぎの効用

ピラミッドの建設に働いた人たちがよく食べていたといわれる玉ねぎは、ヨーロッパでは4000年の歴史がある古来からの野菜です。でも、日本へ伝わったのは意外に新しく、明治になってからで、それも一般に食べられるようになったのは、昭和とのことですから、遅れて登場してきた野菜の王様といったところでしょうか。

4000年もの歴史のあるヨーロッパでは、実際に野菜の王様的存在といわれています。イギリスのことわざに「一日一個の玉ねぎは医者を遠ざける」 というのがあるくらいですから。そういえば、カレーやシチュー、ハンバーグ、ポトフーにしても必ず玉ねぎが使われています。その理由は、玉ねぎに含まれる成分が、一緒にとった肉や魚などの栄養吸収率をよくし、その上、胃腸を整え、便通をよくする働きを持つからです。これが玉ねぎを王様にしているというわけです。

この存在価値の高い成分は、硫化アリル。ねぎ類一般に含まれる代表的な成分です。でも悪さの成分でもあるのです。玉ねぎを刻むと涙が出てきますが、この成分のためなのです。もちろん、包丁が切れないと、玉ねぎを切るのではなく、繊維をつぶすことになりますから、よけい硫化アリルが目の粘膜を刺激するので、包丁はよく切れるものを使うように。

王様の価値はこれだけではありません。風邪、高血圧、コレステロールを抑える、筋肉痛などに効用があります。また、栄養的にも、糖質が多く、ビタミンB1が豊富で、カルシウム、リンなどのミネラルも含んでいます。台所の必須野菜といえましょう。

スタミナのもとはスライスオニオンで

玉ねぎに含まれる硫化アリルは、ビタミンB1の吸収率を高めますから、スタミナ増強には最適な食べ物です。ただし、煮込んだり、いためたりしたのでは硫化アリルが変化し、効果も減少してしまいます。生で食べるほうが効果的です。スライスした玉ねぎをほんの少し水にさらします。あまりさらしすぎないように。水気をきり、しょうゆドレッシングやゆずドレッシングなどで食べます。

このようにして生で食べていると、便通もよくなりますから、便秘ぎみの人は毎日半個くらいを続けるようにします。

驚くべき皮の効用
玉ねぎは身だけではなく、皮にも効用があることを知っていましたか。皮部分には、クエルセチンという成分が含まれていて、これは、高血圧を予防する効用があるのです。皮にも身にも薬効ありなのです。薄茶色の皮5~10gの汚れをふき、これを100ccの水で約半量になるまで煎じ、これを一日数回飲みます。毛細血管を丈夫にし、動脈硬化の予防にもなります。

肉食には玉ねぎを忘れずに

肉食が多くなると、どうしても高脂肪に偏りがちになります。ところが、玉ねぎを一緒に食べると、コレステロール値は抑えられるのです。玉ねぎに含まれるサイクロアリインにより、血栓が溶かされるのだといわれています。コレステロールが気になりだしたら、予防のために毎日玉ねぎを食べるに限ります。

風邪熟にはみそ入り玉ねぎ湯を

玉ねぎは身体を温める働きのある野菜です。風邪で少しでも熱があると、身体がだるく、節々が痛くなります。体内から熱を発散させてしまうのが一番ですが、こんなときに玉ねぎ湯を飲むと効果的です。細かく刻んだ玉ねぎ兢個に、みそを入れてお湯でよく溶かし、それを飲みます。あつあつのお湯とともに、玉ねぎで身体が急に温まり、発汗してそのあと熱が下がります。汗が出たらよくふき取ることを忘れないように。そのままではかえってこじらせますので気をつけて。

神経のイライ~ラにはみじん切りを
神経が高ぶり、なかなか寝つかれないとき、何か不安で眠れないときなどには玉ねぎの香りが安定剤の役目を果たしてくれます。よく香りが発散するように玉ねぎをみじん切りにし、平皿に入れて枕元に置きます。自然に眠気を誘われ、安眠することができます。

筋肉痛には玉ねぎ湿布

慣れない運動をしたり、長距離を歩いたりすると、ふだん使用していない筋肉が急に使われて炎症を起こし、痛みを伴います。こうした筋肉痛を抑えるには湿布に限ります。玉ねぎ、大根、しょうがを同じ分量すりおろし、ガーゼにのばして痛む部分に湿布します。乾いたら、取り替えますが、これを数回繰り返すうちに痛みも引いてきます。

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5月 2010
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ブロッコリーの効用

ほんの数年前までよく見かけたのは、たしかカリフラワーでした。それが、いつの間にか影が薄くなり、青々としたブロッコリーが店頭を占めるまでになりました。そして、八百屋さんでの変化に伴い、食卓にもブロッコリーの登場する回数が増えたように思いますが、お宅ではいかがでしょぅか。食べやすさ、料理のしやすさは同じだと思いますが、もしかしたら、栄養や見た目のみずみずしさなどが食卓を変える原因になったのかもしれません。実際、ブロッコリーには、カロチン、ビタミンB1、B2それにビタミンCはレモンの2倍含まれています。他にカリウム、カルシウムもあり、これがカリフラワーを追いやった、というわけです。

ところで、ブロッコリーやカリフラワーが、キャベツの仲間だというのをご存じでしたか? つぼみが未発達で、一かたまりに密生させたキャベッの変種なのだそうです。どうりで、うっかりしていると黄色の花が咲くのは、それがつぼみだったからなのです。

キャベツの仲間ということもあり、薬効にも同様の働きがあります。カロチン、ビタミンCがありますから、風邪の予防、しみ、胃腸を丈夫にするといった効用があります。特に体力のない人、高血圧の人などにはいい食べ物といえましょう。
ただ、下ゆでしてからいろいろな調理に使われるわけですが、ゆですぎるとビタミンCが失われますので、少し歯ごたえがある程度にゆでることがこつです。また、茎も捨てずに一緒に食べましょぅ。茎にも栄養がたっぷりなのですから。

■風邪の予防に最適
一年中出回っていますが、秋から冬にかけては、風邪予防のため大いに食べたいもの。理由は、ビタミンAとCがのどや鼻の粘膜の抵抗力を高めますから、風邪の細菌が繁殖するのを防ぐことになるのです。ですから、粘膜を丈夫にするために、せっせと食べるように。さっとゆでてドレッシングやマヨネーズをかけるのが手っとり早い方法ですが、バターソテー、グラタン、シチュー、スパゲッティにしてもいいでしょう。

■胃腸を丈夫にする

ビタミン類が豊富ですから、胃腸の粘膜を丈夫にするのです。サラダに加える、中華風いため物にする、フライにする、細かく刻んであえ物にする、クリーム煮にする、鍋物に加えるなど姿を変ぇて食べましょう。もちろん、コロッケ、ハンバーグ、フライなどのつけ合せとしても利用したいもの。
胃腸の弱い人だけではなく、血圧の高い人も常食することをおすすめします。

29
5月 2010
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