そら豆の効用
5月 12th, 2010 by admin
豆類の中でも、特に好き嫌いが人により大きく分かれるのが、そら豆です。好きな人の理由を聞いてみると、「ビールによく合う」 「なんともいえない豆の味が好き」 「かむとふわっとして他の豆にない歯ごたえがある」など、人さまざまです。
でも、そら豆好きの大方には、どうもお酒好きな人が多いようですから、何か関係でもあるのでしょうか。
また、今まであまり気がつかなかったのですが、〝そら豆″ という名前もちょっとおもしろいのです。漢方古書によると、「莢を結ぶや直立して生ずる故にそら豆と呼ぶ」 「その菜は上に向かう故に呼んで空豆と掛ふ」などとあります。生長するときの空に向かう姿で名前がつけられたようです。
同じ姿形を見て、中国ではその莢が蚕の形をしていると考えたことから、蚕豆と名づけています。さらに、日本各地にもいろいろな呼び名が残っています。夏豆、大和豆、四月豆、とう豆、がん豆など地方によ。違い享から、野菜につけられる名前にも地方色が感じられるものです。さて、そら豆の成分ですが、主としては澱粉と蛋白質です。それゆえに、昔から体力を養う、気力を充実させる野菜の一つとして用いられてきたといえましょう。他に糖質が多いので、ビールなどにはうってつけなのかもしれません。ビタミン類ではB1、B2、Cが含まれています。薬効には、動脈硬化、高血圧、便秘などがあげられています。
豆類は新鮮なものほどおいしいのは、よくご存じだと思いますが、特にそら豆は「おいしいのは3日間だけ」といわれるほど、その鮮度においしさが左右されるのです。薬用として使うときにもできるだけ鮮度は大切にしたいもの。
血圧を下げるには常食を
出回るのは短期間だけですが、フリージングなどしておいて、つとめて食べるようにすることです。食べ方は好みで。塩ゆでしたものをそのまま食べても、しょうゆで和風に煮込んだ。、クリームやマヨネーズであえたり、えびなどといためてもおいしいものです。
おいしく食べるには、火が通りやすいので、加熱しすぎないことがポイントです。また、塩ゆでにしたとき、皮がしわになりがちですが、形よく仕上げるには、ちょっと皮を切っておくことです。
むくみの解消には煎じ液
これは、新鮮なそら豆よりも数年たったものがよいといわれます。そら豆を一つかみ、水禁で半量になるまで煎じ、その煮汁を飲みます。利尿作用でむくみが引いてきます。
便秘には皮ごと食べる
普通は皮をむいて食べるわけですが、かなり便秘がひどいときには、皮ごと食べます。不消化な皮がかえって消化を助ける役目になるのです。朝、一つかみくらい食べると、腸の働きがよくな。、便秘解消に向かいます。ゆっくりできる日曜の朝などがおすすめです。
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