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三つ葉の効用

5月 3rd, 2010 by admin

香りの強い野菜は、その香りのせいでしょうか、食用としてよりも、薬として使ったほうがいいと思えてなりません。三つ葉もその一つです。

 三つ葉が食用にされたのは、17世紀末ごろといわれていますから、やはり長年、薬用植物として用いられてきたのではないかと思います。

 三つ葉は、精油成分を含んでいますから、食欲増進の薬効があります。カロチン、ビタミンC、カルシウムなどを多く含み、鎮静作用、去痰、はれもの、二日酔いに効用があります。もともとは自生していたものですが、いまでは栽培したものがほとんどで、栽培、出荷方法によって切り三つ葉、根三つ葉、青三つ葉の3種類に分けられます。成分の点から、薬用に適しているのは青三つ葉といえましょう。

食欲を増す三つ葉のおひたし
 春先に出回る三つ葉は、香りが高く、本当に食欲がそそられてしまいます。緑のすがすがしさも春の食卓にはぴったりで、サラダやおひたしにしても、また薬味にしても何にでもマッチします。胃腸の弱い人には、三つ葉を加えた野菜ジュースにすると、飲みやすく、食欲を増す効用があります。にんじん、キャベツ、トマト、りんごを加えると三つ葉だけよりも飲みやすくなります。

たんをきるには三つ葉酒
三つ葉酒といっても、三つ葉を清酒に浸したもの。三つ葉を陰干しして乾燥させ、清酒に浸します。これをたんがきれないときに飲むわけです。他の薬用酒のように漬け込む必要はありません。浸す程度にします。

赤ちゃんの夜泣きには青汁を
 赤ちゃんが夜泣きしたときには、三つ葉の葉をつぶし、ガーゼで包んでしぼり、その汁を飲ませます。三つ葉には神経を静める作用があります。また、仕事で神経をつかったとき、イライラして寝つかれないときにも試してみるといいでしょう。

二日酔いには酢みそあえ
 
二日酔いの状態というのは、アルコール分で胃が弱っているときです。胃を平常の状態に戻すことが大切。それには、ジュースなどでもいいのですが、酢を用いると肝臓にもいいので、酢みそあえが適しています。

はれものにはもんだ葉を当てて
特に冷やす作用はないようですが、はれものができたときには、塩をちょっとふって葉をもみ、それをはれものに当てておくといいようです。できれば2、3回取り替えると早くよくなります。

三つ葉の保存方法は
 冷蔵庫に保存しても、案外乾燥しゃすいために、すぐにくたっとするものです。生のままを少しは長く保存したいときには、コップの水にさして、そのまま台所に置きます。冷蔵庫に入れて長もちさせたいときはポリ袋に入れ、空気をたっぶり吹き込み、ロを密封して冷蔵庫の野菜室に。

根も姿を変えて料理に

 根三つ葉の場合、根は捨ててしまうことが多いものですが、ここも活用します。よく洗って、細いひげなどは除きます。適当な大きさにして、天ぷらにしてもよし、きんぴらにしてもよし、ともかく使いきる料理を生み出してみてください。

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