春菊の効用
5月 8th, 2010 by admin
菊といえば秋の花。春に菊とは? もともとは南ヨーロッパ原産のもので、室町時代に日本に伝わり、その時春菊と名づけられたようです。
春菊の特徴をあげるとしたら、まずあの香りです。青臭い野草のような香りですが、これは精油成分を含んでいるからです。この成分は、胃腸を整えるのに効果があります。生でも食べられるほどやわらかい食物繊維も含んでいますので、便秘への効果も期待できるでしょう。さらに、カロチン、ビタミンB2、C、カルシウム、カリウム、鉄分、アミノ酸などをバランスよく含んでいることから、高血圧、神経痛、去痰、扁桃腺炎、のどの痛みにも効用があります。特にカロチンは、ゆでると、生の倍近く栄養が増すので、春菊は鍋物には欠かせない材料というわけです。鍋物の野菜は、単に何でも入れればいい、ということではなかったのです。といっても、逆にゆですぎてしまっては、せっかくの胃腸を整える精油成分が減りますので気をつけて。菊の名がつけられているだけに、なかなか気難しい野菜といえましょうか。うまく効用を生かしたいものです。
おひたしは整腸に効果あり
春菊の繊維は生でも食べられるくらいやわらかいのですが、おひたしにしても効果的。毎日少しずつでも続けて食べるようにすると、胃腸が整い、便秘にもいいでしょう。また、冷え性の人にも常食をおすすめします。
たんをきるには煎じ液を
せきやたんで困っているときには、春菊の煎じ液です。春菊100g~150gを水500~600ccで半量になるまで煎じます。2~3回に分けて飲みます。特にしっこいたんが取れ、楽になります。もちろん、せきも治まります。
高血圧には青汁を
血圧の高い人は、ふらりとすることもあるとか。血圧を正常にするのが第一ですが、思わぬときにふらりとしたら青汁です。春菊を一握り、洗ったのちガーゼに包んでつきながらしぼります。この汁を盃1杯ほどお湯に溶かして飲むのです。一日2回くらいを少し続けるようにします。
扁桃腺炎には煎じ液のうがいが効く
風邪の扁桃腺炎は熱が出て気分がよくありません。煎じ液でうがいをしましょう。煎じ液は、春菊100gを1?の水で煎じたものを使います。これで頻繁にうがいをするのです。また、扁桃腺炎だけではなく、本来の風邪もよくすることが大切。春菊、長ねぎ、豆腐を入れたあつあつのみそ汁を作り、飲んでゆっくり休みます。
のどの痛み、打ち身にはしぼり汁
しぼり汁の温湿布が痛みに効きます。一握りの春菊を刻み、ガーゼに包んでつきながらしぼります。これに少しお湯を加えて温め、ガーゼに浸して湿布します。乾いたら、また取り替えます。痛みが和らぐまで繰り返します。
神経痛には春菊風呂
春菊を風通しのいい所で乾燥させ、袋に入れてお風呂に沈め、水から沸かして入ります。保温効果がありますから身体がしんから温まり、神経痛、リューマチ、痔などに効用があります。筋肉の凝り、関節の痛みにはそれでこすりましょう。
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